失敗例 フィルム露光

全部フィルムを使い切らずに撮影を終え、その後しばらく時間が経ってしまうと、カメラの中に
まだフィルムが残っているのか忘れてしまうことがあります。
特に外側からはフィルムの確認ができない多くのマニュアルカメラでは。

久々にやってしまいました。
頭の中では使い切っていると思い、裏ぶたぱかっ・・・一瞬頭が真っ白になり、えっ、なんでフィルムが!?
そうなると、当然未露光のフィルムも真っ白に。

でも、現像してみると一部は完全にアウトですが、一部は像がまだ残っていました。

その残ったコマだけスキャナーでスキャンしてみると、やはりすべてに光線が出ています。
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やはりダメかと思いましたが、試しにレンズ焼きでプリントしてみました。

e0221870_3104499.jpg


多少の光線漏れは確認できますが、プリントしても隅々までプリントされず、適度にトリミング
されるため、思った程影響がありませんでした。
また写真自体も太陽の光を意識して撮影したというのもよかったのかもしれません。

失敗は失敗ですが、もしこのような上部分だけの露光漏れなら、なんとか見れる写真になるかもしれません。
お持ちの方がいらっしゃいましたら諦めず、一度ナベカメにお持ちください。
その失敗が、実はプリントしてみるといい雰囲気の写真に仕上がるかもしれませんから。

失敗も楽しみましょう!
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by nabecame | 2012-01-30 03:18 | 出来事

そもそもネガフィルムとポジフィルムって!?

家電量販店や大きなカメラ屋さんに行くと、たくさんの種類のフィルムがあります。
フィルムサイズはもちろんのこと、メーカーや値段もまちまち。
何も知らないと、何を使ったらいいのかわからなくなってしまいます。

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今日はそんな悩める方に、最低限のフィルムの種類、ネガフィルムとポジフィルムについて。

■カラーネガフィルム
コンビニなどでも売られ、もっとも一般的なフィルムです。
「ネガティブ」の略称で、陰画として像を記録するため、現像後はフィルムだけで写真の確認ができず、(しにくい)プリントして初めて完成となります。

このフィルムのメリットは、
1.ラチチュードの広さ
ラチチュードとは、暗部から明部までを象として再現できる範囲。すなわち、明るい所は白く飛ばず、黒い所はつぶれず再現できるか、その程度を示したものです。
これが広ければ、仮に多少の露出を誤っても、写真として失敗の影響を最小限にすることができるのです。
デジタルカメラや後に説明するポジフィルムでは一般的にラチチュードが狭いため、露出オーバーやアンダーを起こしてしまった場合はネガフィルムほど復活ができません。

2.プリントで色味の調整が可能
求める写真のイメージにより、色味を追加することができ、より自分の意思を反映させやすくなります。
これはワタナベカメラでのウリでもあり、一番力を入れている所です。

逆にデメリットは、その作業の良しあしによって、いいモノにもわるいモノにもなってしまう可能性があります。
お互い妥協せず、求める写真に仕上げて行きましょう。


■ポジフィルム(リバーサルフィルム)
コンビニなどでは見かけないため、趣味で写真撮影する人以外はあまり知られていないフィルム。
現像すれば写真の仕上がりをすぐに確認できます。
(※ワタナベカメラでは外注になります。)

このフィルムのメリットは、
1.発色
一般的に色の再現性に優れ、フィルムによっては非常に鮮やかな発色をします。

逆にデメリットは、前述したとおり、ラチチュードが狭いため、露出を間違えると修正が効きません。しかし、それが練習にもなるため、初心者にはメリットになるかもしれません。

どちらがいいかは使う用途や好みによっても変わってくるため、どちらが優れているというのはありません。どちらもプロフェッショナルな現場でまだ使われています。
まずは使ってみて好みを見つけてみてください。


(text:居候)
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by nabecame | 2012-01-17 00:58 | カメラうんちく話