ナベカメは写真を現像・プリントするだけの所ではありません。

ナベカメでは、フィルムの現像やプリントはもちろんのことですが、写真を撮っていて

「印象的な写真にならない・・・」
「いつもピントが甘い」
「よくわからないけどなんか上手く撮れない・・・」
など、みなさんの写真の悩みやハテナについてもご相談に応じています。

みなさんの悩みを解決する糸口が見つかり、さらに写真を撮ることがおもしろくなって
いただけたら何よりです!


 先日は、お客様より「写真の裏貼り」についてご質問をいただきました。

みなさん裏貼りという言葉をご存知でしょうか?

言葉通り「プリントの裏に、薄いアクリル板などを貼ること」、ですが、するとどんなことが起こるのか!?

それは、

作品を展示(家で飾る)際など、作品がビシッと真っ直ぐになり見た目が綺麗になります。


小さな事ですが、この違いは展示会場で見比べると一目瞭然です。


作品を額に入れ、特に何もせずに展示してしまうと、2~3日で湿度などの関係でプリントが波打ちを
始めます。

特にマットで仕上げた際などは、光の反射が均一でなくなるのでよくわかり、作品が良くても非常に
残念な印象を与えてしまいます。


仕上げには大事な処理。

しかし初めてやるには「失敗したらどうしよう・・・」と大事な作品を目の前にしてなかなか手が進
まないもの。

そんな時はアクリルと共にお持ちください。

貼るコツなどをアドバイスさせていただきます。

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ちなみに、そのアクリルは「裏打ちシート」、「バックシート」などと呼ばれて販売されています。

(text:居候)
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by nabecame | 2012-07-17 02:26 | カメラうんちく話

そもそもネガフィルムとポジフィルムって!?

家電量販店や大きなカメラ屋さんに行くと、たくさんの種類のフィルムがあります。
フィルムサイズはもちろんのこと、メーカーや値段もまちまち。
何も知らないと、何を使ったらいいのかわからなくなってしまいます。

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今日はそんな悩める方に、最低限のフィルムの種類、ネガフィルムとポジフィルムについて。

■カラーネガフィルム
コンビニなどでも売られ、もっとも一般的なフィルムです。
「ネガティブ」の略称で、陰画として像を記録するため、現像後はフィルムだけで写真の確認ができず、(しにくい)プリントして初めて完成となります。

このフィルムのメリットは、
1.ラチチュードの広さ
ラチチュードとは、暗部から明部までを象として再現できる範囲。すなわち、明るい所は白く飛ばず、黒い所はつぶれず再現できるか、その程度を示したものです。
これが広ければ、仮に多少の露出を誤っても、写真として失敗の影響を最小限にすることができるのです。
デジタルカメラや後に説明するポジフィルムでは一般的にラチチュードが狭いため、露出オーバーやアンダーを起こしてしまった場合はネガフィルムほど復活ができません。

2.プリントで色味の調整が可能
求める写真のイメージにより、色味を追加することができ、より自分の意思を反映させやすくなります。
これはワタナベカメラでのウリでもあり、一番力を入れている所です。

逆にデメリットは、その作業の良しあしによって、いいモノにもわるいモノにもなってしまう可能性があります。
お互い妥協せず、求める写真に仕上げて行きましょう。


■ポジフィルム(リバーサルフィルム)
コンビニなどでは見かけないため、趣味で写真撮影する人以外はあまり知られていないフィルム。
現像すれば写真の仕上がりをすぐに確認できます。
(※ワタナベカメラでは外注になります。)

このフィルムのメリットは、
1.発色
一般的に色の再現性に優れ、フィルムによっては非常に鮮やかな発色をします。

逆にデメリットは、前述したとおり、ラチチュードが狭いため、露出を間違えると修正が効きません。しかし、それが練習にもなるため、初心者にはメリットになるかもしれません。

どちらがいいかは使う用途や好みによっても変わってくるため、どちらが優れているというのはありません。どちらもプロフェッショナルな現場でまだ使われています。
まずは使ってみて好みを見つけてみてください。


(text:居候)
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by nabecame | 2012-01-17 00:58 | カメラうんちく話

ナベカメの毎日2

当店の現像機は毎日必ず15本以上のフィルムを現像する事がマニュアルで決まっています。

なぜ15本以上なのか?

答えは、現像液はそのままにしておくと、空気と温度で簡単に劣化してしまうからです。


え!?答えになっていない?


もう少し詳しく説明しますと、フィルムを現像させれば、現像液を活性化させることができるのです。


ここでまた疑問。
なぜ液にフィルムを漬けて「使っている」のに活性化するのか?

通常、日常生活で使えば使うほど活性化するものなんてあまり思いあたりません。
あ~頭くらいか。。


もうわかったと思いますが、秘密はフィルムに塗られている物質で、それが現像液を活性化させるのです。

その現像液を最低限維持するのがフィルム15本という訳です。
15本達成のためには、たとえ新品のフィルムを使用しても必達します。

これは当たり前のことではありますが、お客さんの「やっぱり違うね~」の一言のためにこれかも守り続けていきます。

text:居候
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by nabecame | 2011-10-18 22:09 | カメラうんちく話

ナベカメの毎日

当店ではお客様が帰られた閉店後、必ずしている作業があります。

それは、当たり前のことではありますが、現像マシンとプリンターの「掃除」というメンテナンスです。
どんなに忙しい日でも、体調が悪い日でも、これを欠かすことはしません。
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これをしないと機械に結晶ができて、大切なネガやプリントを傷つけてしまう恐れがあるのです。

レンズ焼きを目的に来られたお客様の信頼を損なうことがないようにする最低限のこだわりです。

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中に入っている部品を取り外し、一つ一つ手洗いします。


他のこだわりはまだの機会に。

text:居候
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by nabecame | 2011-10-12 22:54 | カメラうんちく話

カメラの事、どれだけご存知ですか?

ナベカメでは、店長厳選の貴重な参考資料があります。
用語の解説から、私が生まれた時に出版された、今では見る事すらできない本などもそろえています。

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用語解説と言っても、今出ているカメラ本よりも相当掘り下げていますから、これを読むだけで
相当詳しくなれるでしょう。
詳しくなれば、ただ撮るだけではない、意図した表現に合わせた技法も使えるようになるでしょう。
もう少し噛み砕くと、表現方法を豊かにし、見る人により正確に伝える方法になるのです。

こんな事を書いている私ももっと勉強せねば。。

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text:居候
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by nabecame | 2011-09-03 00:34 | カメラうんちく話

写真の色

あなたの好きな色はなんですか?

写真をプリントするときこう聞かれたら、あなたはどう答えますか?

色って言われても・・・プリントするのに色なんて変えられるの?
ネガの状態やプリントする機械の種類、メーカーの違いで色が決まるんじゃいないの??


そう思う方が多いと思います。


なんとなくプリントしてもらい、なんとなく受け取っていた方がほとんどだと思います。


ですので、ナベカメではこんなカラーサンプルを店頭にご用意しました。

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ほとんどの場合、現像してプリントする時に、お店の好きなカラーやその時にプリントした人によって色が違っていました。
好きな色にプリントしてもらえなくても、まさに「そんなもの」として納得していた(させられていた)ものと思います。

しかし、実際にはフィルターの組み合わせにより、ここまでの色表現ができるのです。
また明るさを変えることができるのです。


どうでしょう!?まだまだフィルムもおもしろいでしょ!?

ナベカメの理想は、お客様に好きなカラーの要望を言っていただき、それになるべく近づけていくこと。
「もう少し黄色っぽさを消してほしい」「明るくしたい」「緑っぽくしたい」「赤っぽくしたい」・・・etc
色で話しづらければ、好きな雰囲気をお伝えください。

当然できない場合もありますが、できる限り対応させていただきます。

対話から生まれる納得の1枚、それに喜んでいただけたら、当店はそれ以上の喜びはありません。


※預かりや急ぎの場合など、すべてにおいて対応できない場合もございます。

text:居候
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by nabecame | 2011-07-14 00:32 | カメラうんちく話

期限切れフィルムについて

特価で販売されていたり、もう使わないからといただくことがある使用期限切れのフィルム。
使用期限が切れるとどんなデメリットがあるのでしょう!?

結論から言うと、特に色調やコントラストに影響が出やすいです。
しかし、それは期限切れの度合いや保管場所によっても違うので一概には言えません。

一般的に冷暗所に保存すれば、1年は補正やらでリカバリーできることが多いです。
しかし、それはあくまで一般論なので、大事な撮影の時は期限切れは避けたいものです。


今回は、そんな生半可な期限切れではなく、およそ10年ほど常温で保存したフィルムを使用してみました。

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ネガ・・・期限内のものと比べ、明らかに反り返っています。。

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近づいてネガを見てもコントラストがなく、全体的に黒っぽい。。

ではこれをプリントすると・・・

もう補正の域を超えており、何度焼きなおしても正常な色が出ません。

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最後にもう一度、大事な場面では期限内のフィルムを^^

しかし、この偶然の表現がおもしろいならわざと手にしてもいいかもしれません。

(text:居候)
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by nabecame | 2011-06-20 00:47 | カメラうんちく話

レリーズいろいろ


古いフィルムカメラなどではセルフタイマーがついていない機種もたくさんあります。
そんなときに自分を含めた写真撮影をする時はレリーズが活躍するわけですが、レリーズにも
実は5~6種類があり、撮り方やシチュエーションによって使い分ける必要があります。
今回は一般的なレリーズのご紹介。

1.ケーブルレリーズ
主に三脚に立てて風景や人を撮影する場合はこれを使います。
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一般的には30~100cmの長さ。
細かな手ぶれなどで、一見ぶれていないように見えても、大きく引き延ばすとブレが目立つ場合があります。
特に中判以上で撮影するときなどは、許される限りは三脚などを立て、このレリーズを使って撮影しましょう。
同じ長さのレリーズでも、価格が高い方がワイヤーをねじ曲げてもスムーズな動きをします。

2.エアーレリーズ
セルフポートレートや自分も含めた記念撮影などに有効です。
今回は5mのものを使用。十分です。
デメリットは、長時間露光などをする際はゴムを押し続けないといけないこと。
結構力がいります。
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ハッセルに付けました。

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5m離れてもわりとスムーズにシャッターが切れます。

(text:居候)
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by nabecame | 2011-06-10 04:06 | カメラうんちく話

ブライダルフォト

友人から結婚式の撮影を頼まれ、コツを店長に聞いてみると、こんなものを貸してくれました。

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何に使うかと言うと、通常、カメラの上に取り付ける外部ストロボを横に取り付け、安定感を持たせるためのものです。

イメージとしてこんな感じです。

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(※画像はイメージです。実際はデジタル一眼レフで撮影)

NIKONではこういったものがプロ用の純正でありますが、CANONではないようで、なんと店長自作!
首にかけたときの安定感が違います。

そしてストロボにも一工夫
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白厚紙を貼り付け、フラッシュの光を壁などに反射させてから被写体に照射する、「バウンス発光」の効果を高めることができます。
バウンスをすると、光が柔らかくなり、いかにもストロボを使いました、写真を防ぐことができます。
また、天井に照射・拡散させるため、被写体周囲も明るく撮影できます。


今回の装備は
上記を装着させた
CANON EOS KISS X2+Canon EF 24-105mm f/4 Lと
NIKON D80+Sigma 30mm f/1.4 EX DC HSM(ストロボなし)の2台体制で挑みます。

近い所や料理の写真はNIKONの単焦点が活躍。

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ふんわりとした印象で撮影できます。

そして、CANONは
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日中シンクロしても厚紙のおかげで程良く明るく撮影できます。

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大光量のストロボで夜間も自然な感じ。

今回、ストロボを使った結婚式の写真は初めてで、いろいろ戸惑うことも多かったのですが、いい経験になりました。
友人にも喜んでいただき、また機会があれば挑戦したいと思う今日この頃です。

(text:居候)
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by nabecame | 2011-05-14 17:57 | カメラうんちく話

京都カメラ散歩

実家(神奈川)から姉と母親が京都に遊びにきました。

関東では、いわずと知れたJR東海のキャンペーンCM「そうだ 京都、行こう。」の影響か、京都好きな人が多い気がします。
ご多分にもれず、私も大の京都好き。

私が関西に仕事の都合で来た時は、住む場所も仕事に支障のない範囲内で京都に近い所。
そして、休みの日は毎週末自転車を持って京都に出かけていました。

それほど京都はなんだか特別に好きな所。


・・・前置きが長くなりましたが、そんなこんなで京都をご案内~


 四条河原町に泊まった翌日、今回は定番とも言えるコース
巽橋→花見小路→安井金毘羅さん→八坂の塔→高台寺→石塀小路を通り「ひさご」さんでお昼
→八坂神社→円山公園→蹴上インクライン→南禅寺→水路閣

写真は一部ご紹介。
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石塀小路でやってしまいました。
舞妓さんの後ろ姿を決定的チャンスとばかりに撮りましたがこんな写真に・・・
フィルムカメラは一般的にデジタルカメラよりも色を表現する幅が広いため、多少露出を間違えても問題なくプリントできます。

しかし、、これはその許容範囲を超える露出オーバー。
いくらレンズ焼きが優れているとは言え、これは救出できないようです。

ネガでも慎重に撮らないといけませんね・・・。


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ひさごさんでご飯。

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桜が咲くと人でいっぱいになるインクライン。冬はひっそりとして、誰もいませんでした。

インクラインは傾斜となった路面で貨物を運ぶためのレールやそれに付随する機械を指すそうです。

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南禅寺

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冬は夕方になると影が長くなり、いい雰囲気になりますね。

冬の京都は寒いですが、楽しんでもえらえたようです。

text;居候
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by nabecame | 2011-02-24 23:50 | カメラうんちく話